時間が足りない、または精神的・身体的に疲れている時でも実行可能な、迅速な整理方法を5つご紹介します。
全くやる気が出ない時は、これらのうちの1つを数分間だけ実行してみてください。
そうすることで、お部屋もすっきりしますよ。
登録解除（5分）
まずは、タイマーを5分間にセットし、開始します。
オンラインショッピングサイトや、買い物に関連するメール、購買意欲をそそるメールの登録を全て解除します。
SNSでフォローしているアカウントの整理も行いましょう。
最近では、LINEへのプロモーションメールや通知も多いですよね。
解除が難しいと感じるかもしれませんが、調べれば方法が見つかります。
だから、この機会に不要な通知は全て受け取らないようにしましょう。
メールの登録を解除しても、部屋にある物の量は変わりませんが、今後増える物は確実に減少します。
5分でできる整理のコツ
・メールボックスの整理
メールボックスが溢れていて、どれがショッピングサイトからのものか分からない場合は、毎日5分を使って、メールボックスを整理しながら、登録解除を行ってください。
・カタログの配送停止
不要なカタログの配送を、メールまたは電話で停止します。
・会員登録の削除
使用しなくなったサイトの会員登録を解除します。
休眠している口座も整理すると良いでしょう。
これは店頭に行かなければならないかもしれませんが。
今日は、休眠口座の状況を調べたり、通帳を探すところから始めてみましょう。
短い休憩時間の賢い活用法
忙しい毎日の中で、朝の15分間を使って不要な物を処分する方法を推奨しています。
しかし、そういった時間を確保するのが難しい方も少なくありませんね。
時間を作るのが難しい、あるいは苦痛に感じる方もいるでしょう。
そうした場合は、日々の生活の中で自然と見つかる短い休憩時間を利用して、処分作業を行いましょう。
ここでは、私が考える活用できる休憩時間を3つご紹介します。
・通勤・通学時間
歩きながらでは物を処分することはできませんが、バスや電車を待つ間には、スマートフォンを整理することができます。
不要なメールやアカウントの整理、写真の削除、大きなゴミの処理方法について調べるなど、この時間に済ませてしまいましょう。
・ランチタイム
昼休憩や休憩時間も、スマートフォンの中を整理したり、簡単な調査を行うのに適しています。
外出時に誰かを待っている間は、ポケットや財布、バッグ、車であればダッシュボードを片付けるのが良いでしょう。
・CM中
テレビを見ているときのCM時間は、多くの人がトイレに行くチャンスとしていますが、この時間を処分作業に充ててみてください。
YouTubeの広告時間も活用できるかもしれません。
他にも、様々な待ち時間が存在します。
このような時間をひとつでも活用してみましょう。
休憩時間の上手な使い方
長い間、休憩時間を利用して学習をしてきた経験から、休憩時間を上手に使うためのコツを3つ紹介します。
■休憩時間を全て埋め尽くさない
休憩時間をすべて活動に充ててしまうと、リラックスする時間がなくなり、精神的にも疲れてしまいます。
休憩時間のうち、1つか2つを有効活用するようにしましょう。
■休憩時間に行うべきことを事前に計画する
休憩時間には、日々必ず訪れるものと、予期せずに訪れるものがあります。
いつでも即座に対応できるように、事前に行うべき作業をリストアップし、スマートフォンのメモ帳などに記録しておきましょう。
例えば、通勤・通学時間なら、
・特定の物の処分方法を調べる
・ソーシャルメディアのアカウントを整理する
・寄付可能な団体を探す
CMの時間なら、
・テレビ台の棚を整理する
・リビングのテーブルを片付ける
・テーブルの上の食器をキッチンに戻す
■必要な道具を常に準備しておく
処分作業に必要な道具、例えばゴミ袋や寄付物品用のバスケットなどは、常に手の届く場所に置いておきましょう。
整理整頓ゲーム
始める際や朝に、ダイスを転がして、その目で決まった数だけ物を手放します。
最低でも日に1つは処分するルールです。
このアプローチの魅力は、遊び心を取り入れることで整理整頓が楽しく感じられ、小さな行動で始めやすくなる点にあります。
ダイスが手元になくても、「ダイスを転がす」や「roll dice」とGoogleで検索すれば、結果を得ることができます。
ダイス整理の変形版
ワンイン［ダイスの数］アウト方式
新しいものを家に迎えたら、同数の不要なものを処分し、物の増加を防ぐ「ワンインワンアウト」は既に知られています。
普段はこの方法を実践し、物が増えたと感じたらダイスで処分する数を決めましょう。
日付、時間、温度、目にした車のナンバーなど、様々な数字を利用して処分する数を決定するのも一つの方法です。
私はパスワードを設定する際によく現時点の時間を用います。
強制使用チャレンジ
普段使わない物を無理矢理使用する試みは、新たな発見があり楽しいものです。
「意外と使える」と感じることもあれば、「使いづらい、無理」と思うことも。
使えると感じたらメイン使用へ昇格させましょう。
ほぼ未使用なら新品同様です。
不要品が多ければ、新しい物を買わずに済むかもしれません。
「やはり使えない」と判断したら処分してください。
衣類、アクセサリー、雑貨、食器などがチャレンジに適しています。
特に衣類と食器は試す価値があります。
毎日行うのが難しいなら、週に一度や週末だけなど、時々試してみてください。
衣類では、全く着ていないものを中心に選んでください。
頂いたものの処分
サンプル、おまけ、贈り物など、自分で選んで購入したわけではないものを見つけ出して処分します。
日本では景品や贈り物が多いため、気づくと多くの物が溜まっています。
所有すると捨てづらく感じるかもしれませんが、「自分で選んで買ったわけではない」と自分に言い聞かせながら処分しましょう。
手放しやすいものから始めると良いでしょう。
捨てやすいものには、小さな物、再び手に入る物、低価格で購入できる物などがあります。
まとめ
いかがでしたか？
整理整頓に取り組む気になりましたか？
続けるのは大変かもしれませんが、やる気がある時は心にも余裕があります。
しかし、人生にはそうでない日もあります。
もともと片付けが得意なら、そこまで散らかっていないはずです。
忙しい日でも、整理整頓を続けることで、シンプルな心持ちを保ちましょう。
