服の山を減らしたいけど、どうしたらいいのかなあ。
今日は、服を減らすためのアイデアを紹介しますね。
すでに着ないものは処分したはずなのに、まだ多すぎると感じていませんか?
服をさらに減らすための、具体的なアイデアをご紹介します。
手放すべき服の典型的な例
まず、一般的な基準に基づいて、誰もが「これは手放すべきだ」と思うような服から始めましょう。
服を選ぶ際のポイントはさまざまですが、以下のリストに当てはまる服は検討の余地ありです。
・心がときめかない服
・気に入らない服
・サイズが合わない服
・最近(約1年間)着ていない服
・修理が必要で、放置している服
・着心地が悪い服
・自分に似合わない服
・実際には着る機会がない服
・今後着る予定がない服
・自分のものでない服
家族の服を預かっている場合、返すことを考えます。
・思い出深いけれど着ない服
これらは服としてではなく、思い出の品として保管しましょう。
このカテゴリの服を整理した後、「まあまあ気に入っていて、着る機会が全くないわけではない服」が残るでしょう。
ここからさらに絞り込むため、次のステップに進みます。
自分が選んでいない服の整理
自分のクローゼットには、自分で選んでいないアイテムが含まれていることがよくあります。
そういった服は着用頻度が低いため、手放すことを考えるのが良いでしょう。
贈り物としてもらった服
贈り物としてもらった服は自分の選択ではないことが多いです。
強制的にもらった感のある服も含まれます。
贈り物としては、サイズが選びやすいトップスが選ばれがちですが、トップスはすでにたくさん持っていることも多いです。
贈られた服に対しては、厳しい目で「本当に私はこれを着るのか?」と自問自答する必要があります。
「贈ってくれた人に申し訳ない」とか、「贈ってくれた人の気持ちを無視することになる」と感じるかもしれませんが、ただクローゼットの中に放置することも、その人への敬意を示すことにはなりません。
もし自分が着ないのなら、それを着る人のもとに送るべきです。
福袋の中の服
福袋は正月によくありますが、最近では年中「ハッピーバッグ」や「人気商品詰め合わせ」のような形で販売されています。
こうしたセット商品に含まれる服は、ほとんどが自分で選んでいないアイテムです。
一部「選べる福袋」というものもありますが、選択肢は限られており、本当に自分が望んで選んだとは言い難いものが多いです。
家にあるが、あまり慎重に選んでいない服は、実質的には無用の長物です。
「品質が良いから」等の理由で、着ない服をとっておくことがありますが、着用していなければその価値は発揮されません。
つい流されて買ってしまった服の整理
自分の目で選んだものの、本心から「これを着てみたい!」と強く思わないまま購入してしまった服があります。
これらは、本当に必要かどうかを見直す必要があります。
つい買ってしまった服
欲しい服を探しに行った際、ついでに他の服を購入してしまうことがあります。
これは、本当に必要かどうかを見直すべきです。
たとえば、その場の雰囲気や衝動で「これはいいかも」と思って手に入れてしまった服です。
色違いで複数購入したり、色に迷って購入したりすることも、このカテゴリーに含まれます。
他人の影響で買った服
友人や家族とのショッピングで、彼らの意見や影響を受けて購入した服もあります。
このように、他人の意見に流されて購入することはよくあります。
例えば、友人とお揃いで購入したり、自分の経済状況を見せるために購入したりすることも含まれます。
他人が同じものを買っていると見ると、「これなら大丈夫」と安心して購入することがありますが、結果的に本当に必要でない服が増えてしまうことになります。
セールで入手した服の見直し
服が増え続ける主な理由の一つが、セールや特売で入手したものです。
セール時の手に入れたい動機は、「着たい」「必要」という理由ではありません。
セールを利用する多くの人(恐らくほとんどの人)は、「今がチャンス」という考えです。
セールの魅力に負けないようにしましょう。
先延ばしにしていた服の処分
もし、以前に処分することを決めながらも、最終的な処理を行っていない服があれば、今こそそれを外に出す時です。
例えば、
・誰かにあげるつもりで保管していた服→その人に連絡して渡す
・バザーに出すつもりだった服→早急にバザーに出す
・寄付する予定だった服→寄付先を見つけて寄付する
「今すぐにはできない」と感じるなら、諦めてリサイクルゴミに出すのも一つの方法です。
それが嫌なら、最終処理を行う日を決めて、カレンダーや手帳に記入し、その日が来たら行動に移しましょう。
服の断捨離を行う際に、「これを捨てるべきか迷う」服があるなら、今が決断の時です。
迷っている服は、大抵、もう必要ない服だからです。
その他、手放した方がよい服の種類
他にも、処分を考慮すべき服がいくつかあります。
・流行に左右されて手に入れた低品質な服
・自分の好みの素材でない服
・同じ種類が過剰にあるアイテム(多数のジーンズや黒のトップス、似通ったジャケットなど)
・手放すのが惜しいと感じる服
・コレクションとして中途半端に集めたアイテム(同じ色や柄、ブランド、デザイナーのものなど)
・捨てたいと思いながらも手放せない服
まとめ
この記事では、手放すべき服について多角的に考察しました。
主に洋服を取り上げましたが、これらの原則は着物や服飾小物にも適用可能です。
多くの人は、手に入れた服の出所を覚えていると思います。
どのような状況で手に入れたかを振り返ることで、「無計画な入手は結局はクローゼットの無駄遣いになる」という結論に共感していただけるのではないでしょうか。